東洋工芸の品質を守るものづくり

いつもあなたの身近にある「イス」。
そのイスはどうやって作られているのでしょう？

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• 茨城工場
  茨城県五霞町にある当社茨城工場は、1968年に25,618.42㎡の敷地に建設されました。
  事務所と工場、倉庫があり、ここで東洋工芸のイスは作られています。

  東洋工芸の品質を守る品質検査
  茨城工場 設備一覧

イスづくり工程の紹介

1.切断・加工 2.溶接 3.塗装 4.裁断 5.縫製 6.張り 7.組立 8.梱包

切断・加工

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  長い状態で納品された鋼管材は、それぞれのイスのパーツに合うように切断機によって切断されます。
  鋼管材の素材は、アルミ、スチール、ステンレスなど、イスによってさまざまです。
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  切断機に、プレス機などによって切断・曲げ・プレス加工されたパーツが出来上がっていきます。
  それぞれの機械の操作は、熟練の技術を持った作業員が行っています。

溶接

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• 鉄、アルミ、ステンレスそれぞれの材料同士を溶かして繋ぎ合わせることで、強度確保と新しい造形を生み出します。1980年代からは、業界で先駆的に溶接作業の自動化を行い、さらなる品質の安定化に貢献しています。

塗装

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• 鉄、アルミの加工物の表面に有機溶剤を含まない表面強度の強い静電紛体塗装を施し、美観（化粧）の確保と防錆としての役目を持たせる処理を行っています。
  ※ 当社の静電紛体塗装を施したものは屋内使用を前提としています。

裁断

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• コンピューターに入力した形状データをもとに自動裁断機でカットする方法と、型紙を使用した熟練者の手作業によるカットの2通りで対応することが可能です。これにより標準品、特注品問わず幅広く速やかに作業することが可能です。

縫製

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• 複雑な背、座の形状にも熟練者の技術で対応。自由度の高い従来工法の利点を生かしながら、少ロットにも対応可能な点が当社の強みです。

張り

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• イスの種類により背、座の形状が異なりますが、C-GEX張りシステム、及び、自社で製作した専用張り機などの設備で多品種少量生産にも対応でき、常に安定した品質と精度の高い張り形状を生み出しています。ここにも長年培ってきた技術と経験が生かされています。座り心地を常に大切にしています。

組立

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• お客様に安心してお使いいただけるようネジ１本に至るまで細心の注意を払いながら作業に取り組んでいます。組立ラインは多品種に対応出来るようフレキシブルなライン構成とし、アイデア満載の治具・工具、作業台等により効率の良い作業を行っています。また、一部の組立治具には、機能部品の動作チェックを同時に行える機構を備えたものを自社で試作し使用しています。

梱包

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• 組み立てられたイスは、保管や輸送で箱つぶれ等が発生することなく、お客様のお手元に安全にお届けできるよう箱の強度面にも長年の実績と経験を生かしています。出荷形態は殆どのものが段ボール梱包となっています。

東洋工芸の品質を守る品質検査

当社のイスはお客様に安全にそして安心してお使いいただくために、それぞれの対象となる試験規格にクリアした強度を有したものだけをお届けしています。必要な試験規格に対応できる性能を持たせた試験機は、殆どのものを社内にて設計製作しています。試験を実施している試験室は１年を通して常に一定の温度・湿度を確保できる環境を備えており、精度の高い試験が可能となっています。保有の試験機ついては写真掲載分も含め茨城工場設備一覧に記載しています。

背荷重試験

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• イスの背もたれには、執務作業での姿勢や休息時などの寄りかかりの姿勢を保持する役目があり、十分な強度、もたれ心地の良さの両方を兼ね備える必要があります。

肘側方荷重試験

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• 肘に斜め上方から繰り返して荷重を加え、肘および取付け部の強度を調べます。

落下試験

イスを上から落として衝撃を与える落下試験も行います。イスにとって過酷な試験です。

さまざまな試験や検査を繰り返して行い、厳しい安全基準をクリアしたイスだけが、お客様のもとに届けられるのです。

茨城工場 設備一覧

加工～組立関連設備

生産技術関連設備

設計関連設備

試験関連設備